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TOP > TOPICS > CRIMIE×CHORD#8×CLINK 2015SS EXCLUSIVE STYLING CATALOG vol.2

CLINK(C):この企画も4回目になったんですけど、今回はこれまで以上にKOJIくんに助けてもらって。
KOJI(K):いや〜そんな事ないっすよ。
C:これまでの3回は大体俺がメインのベースというか「こういう感じでいきたい」っていうのを先に作って、そこからKOJIくんとかYONHOさんと打ち合わせしながら作っていってた感じだったと思うんだけど、前回スタイリングも多くて、なんかちょっと出しきった感があって。
今回の企画を考えてた時にかなり煮詰まってKOJIくんに助けを求めたっていうね(笑)
K:(笑)
C:そのなかで今回は背景をクロにしたりとか、いろいろとアイデア貰って凄くいい感じになったと思うんですけど、こうやって一通り見て仕上がりはどうですか?
K:凄くいいんじゃないですか。ヤマダさんはどうですか?
C:これは完全に個人的な好みもあるんだけど、俺は第1回目のソファで撮ったのが凄い気に入ってたんですよ。でも今回はちょっとそれ超えちゃったかなって(笑)
YONHO(Y):(笑)確かに。今回のはホントに雑誌のグラビアみたいな感じで。
C:このクロの背景は凄くハマりましたよね。これは完全にKOJIくんのアイデアで。通常は夏のスタイリングだとシロの背景で明るいイメージでいくのが王道だと思うんだけど、ここで敢えてクロでいった理由ってなんかある?
K:まずは俺の思ってるCRIMIEのカラーってブラックなんですよ。アメカジがベースではあるんだけど、土臭い感じよりは男臭い感じだったり、毒っぽさとか不良っぽさみたいな。でも最近はアイテムの幅も出てきてそっち一辺倒じゃないよって感じでシロの背景で綺麗に見せる方がメインになってて。
それももちろんいいんだけどそこはW.A.Y.で見せてるんで、じゃあここではクロがいいんじゃないかなって。後はさっき言った男臭さとか、不良っぽさってCLINKのイメージとも重なってくるしね。W.A.Y.のイメージが昼のCRIMIEだとすると、夜のCRIMIEって感じで。夏の夜遊びに行く時のスタイリングのイメージだね。
C:確かに前回よりもクラブに行ったりとか、夏休みに花火見に行く時なんかにハマりそうな感じが多いかも。
K:そうですよね。
C:その背景も含めたイメージの部分では今回初めてモノクロのイメージも混ぜてるんですけど、その辺の感じはYONHOさんどうですか?
Y:凄くいいと思いますよ。俺もモノクロのイメージとか写真って好きだし。カタログとか雑誌の場合はどうしても商品を正確に伝える事が優先順位としては上になっちゃうんでそんなに使えないんだけど、モノクロの方が想像力を掻き立てられるし、色っていう情報を排除する事で、よりディティールが伝わり易くなる面もあるんだよね。
C:なるほど。確かにそうですよね。
K:うんうん。そうだね。
C:そして今回はCHORD NUMBER EIGHTとCLINKの初コラボ、別注のポケTEEを作って貰ったんですけど、いいですよねこれ。
K:うん。間違いないでしょ。実際何にでも合わせ易いし、使えると思います。この撮影もあったからサンプルを俺のサイズに合わせて作ったんで(笑)これはこの夏ガンガン着ると思います。
C:じゃあ最後に今回のスタイリングの中でそれぞれのオススメを教えてください。
K:俺は特に夏はほとんどデニムも穿かないでショーツメインになるんで、自分の夏のスタイリングって事では、STYLING-01STYLING-05STYLING-08STYLING-11STYLING-15あたり。この辺はヤマダさんも知ってると思うけど、完全に俺が夏にしてるスタイルまんまなんで(笑)
C:確かに(笑)この辺はホントに「THE 夏のKOJIくん」って感じだよね。
K:ホントそう(笑)あとスタイリングとしてビビっとキタのはSTYLING-06STYLING-13かな。実際のカタログ用の撮影なんかだと、あんまりこういう感じでシャツのボタン全開でユルイ感じってしないんだけど、凄くリアリティがある。この写真の感じもあるんだけど、ちょっとヤンチャな不良っぽさとか、男らしさもあってCLINKらしい感じがするんだよね。この辺は凄くいいと思います。
C:YONHOさんは?
Y:どれもいいんだけど、特に実際の自分のコーディネートって考えた時にこの夏に俺が実際にしそうだなっていう所だとSTYLING-04STYLING-06STYLING-13とかかな。
K:あ〜確かにYONHOっぽいね。
Y:それとデザイナー目線で見た時にこのSTYLING-11STYLING-12、特にSTYLING-12のBIG TなんかはCRIMIEでは出せないテイストなんだけど、個人的には凄く好きなスタイルだし、お洒落だなとは思いますね。
ちょっと大きい括りの話になっちゃうんだけど、ここ何年かで例えばこのSTYLING-03とかSTYLING-04とかSTYLING-13みたいな男っぽいシャツスタイルとかSTYLING-01とかSTYLING-07みたいな総柄のセットアップとかって、かなり定着したというか、スタンダードになってきたと思うんだよね。
C:そうですね。
Y:そのあたりは俺も好きなスタイルだし、今後もベースとしてはあるんだけど、よりお洒落を楽しむって所で言うとこういうBIG TとかSTYLING-15のTシャツ生地のパーカーみたいなリラックスしたアイテムっていうのは、特に夏のスタイリングって考えた時に、ブランドだったりショップからの提案っていう所で是非見て欲しいなっていうのはありますね。


KOJI : CHORD NUMBER EIGHT-Director/TEARS OF THE REBEL-Vo.
2001年にSCREAMING SOUL HILLでポニーキャニオンよりデビュー。シングル3枚、ミニアルバム1枚、フルアルバム2枚リリース。2003年ベースに kenken(RIZE等) を迎えミニアルバムをインディーレーベルよりリリース。SCREAMING SOUL HILLの解散後、複数のBANDを経て2009年からTEARS OF THE REBEL始動。2013年6月に『KILLS ZERO』、2014年11月に『MM/CD』と2枚のアルバムをリリース。精力的なアーティスト活動の他にも、モデルや映画『BECK』(2010年9月公開)、CM等の音楽指導でも活躍する。
CRIMIEのモデルを長年勤める等、アパレル業界での交友関係も広く、2013年に満を持して自身がディレクションを務めるブランド「CHORD NUMBER EIGHT」を始動させる。

▼ CRIMIE×CHORD#8×CLINK 2015SS EXCLUSIVE STYLING CATALOG vol.1 ▼


▼ CRIMIE×CHORD#8×CLINK 2014AW EXCLUSIVE STYLING CATALOG ▼
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